朝起きた時の腹痛の原因と改善方法。生活習慣を変えることが大切。

こんにちは、レンです。
1年前ぐらいから、朝起きた時の腹痛に悩まされていました。

朝起きてから10分後に腹痛が始まり、トイレに籠る毎日。腹痛にならない日は、電車の中で「お腹が痛くなるんじゃないか」と、朝の腹痛が起きるようになってから、ずっと頭から離れない生活を送っていました。

今では生活習慣を見直し、朝の腹痛から開放され、いい毎日を過ごせています。
ここでは、朝の腹痛の原因と腹痛を改善するために実際に行ったことを紹介していくので、同じ悩みを抱えている方は読んでみてください。

朝の腹痛の原因は生活習慣

はじめは、朝の腹痛の原因が過敏性腸症候群だと思ってました。
過敏性腸症候群はストレスが原因で発症するそうです。

仕事が原因かと思いましたが、職場も変えてないし仕事内容も変化はなし。
むしろ在宅勤務が増えたことで、通勤のストレスが減ったので不思議に思ってました。

ただ過敏性腸症候群以外に原因が思いあたらないので、ストレスを少なくかつ発散できるような生活を送るように心がけていましたが、全く腹痛は治りませんでした。

結局のところ、過敏性腸症候群ではなく生活習慣からくる胃腸への負担増加が原因なので、ストレスを少なくしても意味がなかったんですね。

身体に痛みがあるということは、その部分に負担がかかっているということだと考え、胃腸に負担をかけている生活習慣を洗い出すことにしました。

私の場合は、寝食が胃腸に負担をかけてそうなので、ここを改善するようにしました。
まずは、実際に胃腸に負担をかける原因となっていたものを紹介していきます。

朝の腹痛の原因①:コンビニ中心の食生活

食生活は主にコンビニが中心でした。
コンビニで食べるものと言えば、揚げ物・油系や甘いスイーツばかりで、いかにも身体に悪い食生活を送っていました。

食事例:
朝:パン、缶コーヒー
昼:焼肉弁当、クレープ
夜:パスタ、唐揚げ

身体のことも考えて、2週間に2~3日は自炊する時もありましたが
仕事をしていると疲れからか自炊を続ける気は起きません。

「今日は自炊がめんどくさいからコンビニ」
「コンビニばっかで身体に悪いな」
「栄養バランスを見直すために自炊しよう」
「仕事で疲れた、自炊なんて出来ない。今日はコンビニでいいや」

大体このような、サイクルを2週間ごとに繰り返していました。
めんどくさがりやな人だと「あるある」な思考ではないでしょうか。

あとは、疲れていると薄い味付けより濃い味付けの料理を食べたくなるんですよね。
疲れている時の濃い味付けの食べ物は麻薬と言うのか、口にした瞬間に脳と身体が「これは美味い!」ってなるんですよね。

日頃の疲れも吹き飛ぶ、ほんとに幸せな瞬間です。

ただ、リスクとリターンは常に付き物です。
コンビニが中心の食生活だと栄養バランスが偏るので、当然身体に悪影響がでます。
特に油を摂取し、ミネラルが不足しがちになるので、胃腸の調節機能が狂い腹痛になりやすくなります。

自炊をあまりしない人は、栄養バランスが偏りすぎないよう選ぶことが大切です。

朝の腹痛の原因②:朝イチの缶コーヒー

私は缶コーヒーが好きなので、1日1本は缶コーヒーを飲んでます。
飲むタイミングは朝イチで、缶コーヒーを飲んで目を覚ますという習慣をずっと続けてました。

夏はキンキンに冷えた缶コーヒー、冬は手に持てないほどの熱い缶コーヒーを朝イチに自分の身体に流し込む。朝イチに缶コーヒーを口にすると、目が覚め気力も湧いてくるので、好んで飲んでいました。

昔は空きっ腹に缶コーヒーを入れても平気でしたが、アラサー近くになると胃も弱まってるのか腹痛に繋がることが多くなりました。

もう一つ、アセスルファムK(Kはカリウム)入りの缶コーヒーも腹痛の原因でした。アセスルファムKは人工甘味料で、砂糖の代わりに使われることがあります。

体質によるのですが、アセスルファムKが原因で腹痛・お腹にガスが溜まるといった症状が起こる人もいます。私はアセスルファムKに合わない体質みたいで、アセスルファムKが入ってる缶コーヒーを飲むと腹痛になりやすいです。

そのため、缶コーヒーを飲むと腹痛になりやすい人は、アセスルファムKが入らないものを選ぶと改善されると思います。

朝の腹痛の原因③:胃腸の冷え

胃腸の冷えも腹痛の原因でした。
私は寝相が悪く、布団をかけていても朝起きたらお腹を出して寝ていたということがよくあります。

暑い時期だとエアコンの風、寒い時期だと冷たい空気の中に朝までずっとお腹を出しているので、寝ている間はずっと胃腸を冷やしてることになります。

胃腸は冷えてしまうと、動きが悪くなり腹痛になりやすい他、下痢などにもなりやすいです。
身体の不調の原因にもなるので、寝る時にお腹を出してしまう人は胃腸を温めることも意識するといいです。

朝の腹痛を改善するために変えたこと

実際に、朝の腹痛を改善するために行ったことについて紹介します。
改善で行ったことは「栄養バランスの見直し」「食事の順番」「胃腸の冷え防止」の3つです。

上記の3つは「胃腸の負担を軽くする」ことが目的で行うことにしました。

痛みというのは、身体からの悲鳴なので、負荷がかかりすぎている状態です。
人間もやることが多いと「もう無理」「したくない」と悲鳴をあげますよね、これと一緒です。

今までの生活習慣は、胃腸に負荷をかけることが多かったので、食事を中心に胃腸に優しい生活習慣を取ることにしました。

朝の腹痛の改善方法①:「まごわやさしい」で栄養バランスを整える

食生活は栄養バランスが整った食事に変えました。
具体的には、油・揚げ物中心から「まごわやさしい」を中心とした、和食を取ることにしました。

「まごはやさしい」とは「健康的な食生活を送ることができる日本の食材」の頭文字を取ったものです。

ま:豆(豆腐、納豆など)
ご:胡麻(アーモンド、ピーナッツなど)
わ:海藻(わかめ、ひじきなど)
や:野菜
さ:魚
し:しいたけ(きのこ)
い:芋

これらの食材を中心とした和食を取るように心がけてます。
毎食だと飽きるので、週で21回(食事回数を1日3回として)のうち15回以上は、この食材を使った料理を食べるようにしています。

食事例
・ご飯
・豆腐とわかめの味噌汁
・卵焼き
・焼きほっけ
・ひじきの煮物
・きんぴらごぼう
・生野菜サラダ
・りんご

食事例は一例ですが、全てを自炊するとなると主婦でも嫌なレベルだと思います。笑
仕事もしながらだと絶対に続かないので、インスタントや惣菜をうまく使うようにし継続しています。

私の場合、自炊するのは肉魚系と野菜フルーツとご飯です。
その他は、インスタント商品またはコンビニやスーパーのお惣菜で用意するようにしています。
「料理をしたいな」と思う時は、味噌汁や惣菜も自炊しましたが、基本は上記のような方法で食事をつくるようにしています。

肉魚や野菜フルーツは、新鮮なものを食べたいって理由だけです。
ご飯は自炊の方が、安上がりなのでインスタントにはしていません。

1回だけではなく継続して行い、習慣化させることが一番大切です。
この辺は、各自で合う合わないがあるので自分で適した方法を探してみるのがいいと思います。

朝の腹痛の改善方法②:食事の順番・タイミング

栄養バランスの見直しと一緒に食事の順番とタイミングも見直しました。

腹痛は胃腸の働きが狂っている状態なので、まずは良い状態に戻し、それを維持することが大事になります。

胃腸の働きは、規則正しい時間に動くようプログラムされているそうです。
そのため働く時間が毎日バラバラだと、負担が大きくなってしまい、胃腸が弱くなってしまうのです。

この辺は人間と同じですね。

忙しい日だと夜遅くに食べてしまったり、疲れていると食事を抜いてしまうことがあったので、1日3食は必ず食べる。食事の時間も、朝昼夜同じ時間にすることを心がけました。

お腹が空いてる時に、口にする順番も刺激が強い料理から弱い料理に変えました。
いきなり刺激が強い料理を口にすると、胃腸もビックリしてしまい、負担がかかってしまうからです。

温かい汁物や野菜などから口にするようにし、その後に肉魚などを口にするようにしています。
また、同様の理由で朝イチに缶コーヒーを口にするのもやめ、朝食後にアセスルファムKが含まれてない缶コーヒーを飲むように変えました。

こうやって書いてみると、おじいちゃんおばあちゃんを介護しているみたいですね。笑

自分の身体の代わりはないので、必要以上丁寧に取り扱ってあげるといいと思います。
食事のタイミングも意識するようになったのも効果があったようで、腹痛を解消した以外にも便秘や下痢にもなりにくいよいに変わりました。

朝の腹痛の改善方法③:寝る時に胃腸を冷やさない

胃腸を冷やさないことも徹底しました。
いきなり正しい寝相に変えることは難しいので、腹巻をつけるようにしました。

腹巻はおじさんのイメージが強いですが、つけてみるとかなり効果があります。笑

お腹に直接つけるので、寝相が悪くて外れることはまずありません。
加えて、腹巻をつけることで身体の芯から暖まり、免疫力もあがったので身体の調子が非常によくなりました。

冷えは万病の元と言われますが、まさしくその通りだと思います。
同じ悩みを持っている方は、腹巻をつけてみるといいですよ。

まとめ

生活習慣を改善してからは、朝の腹痛が嘘みたいに無くなりました。
今まではモーニングルーティンにトイレに籠る時間がありましたが、これが他の時間に使えるようになり非常に有意義になっています。

また、改善後の生活習慣は胃腸だけでなく身体全体にいい影響をもたらすようになったのもよかったです。

身体も機械や道具と同じで錆ついていくので、定期的にメンテナンスをしていくことが重要と実感しました。意識を変えるだけで、すぐ実践できることなので同じ悩みの方はぜひやってみてください。

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